お知らせ
2.122011
院内セミナー”高齢のペットについて”
院内セミナー
先日ペット達の「高齢期の疾患の予防、早期診断、治療について」という内容の
セミナーに看護婦さんが参加したので、院内でセミナーを行ってもらいました。
ペット達も人間と一緒で高齢化、少子化しているようです。
どうしてか、当院は子犬や子猫が非常に多いので、実感は正直出来ないのですが、
ペット達の47.8%が7歳以上だそうです・・。
小型犬やネコちゃんは、11歳以上が、高齢で、15歳以上が、老齢だそうです。
大型犬は、7歳以上が高齢から老齢になります。
なので、ある意味11歳までは、まだまだ若いということです。
興味をひいたのは、老齢化すると免疫力が低下するので、高齢ほどワクチンが必要になるようですので、僕の理解と違い、勉強になりました。
また、体重の減少は、やはり老化でみられるようですが、程度が大きいと病気が
隠れていることが多いので、早期に検査することが一番なようです。
さらに、動きが低下している場合は、痛みや心臓の病気の可能性が多いので
やはり早期に診察をしてもらうのが良いようです。
どうしても話せないペット達のケアは、後手後手になってしまいますので、
変わったことがあれば、早期に診察を受けられるのが一番のようです。
今後も、病院の獣医療サービスの向上の為に、様々な院内セミナーを続けていきたいと考えています。
アウル動物病院
院長 前田