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緊急手術   –胃捻転症候群–

緊急手術   胃捻転症候群
先日、夜に緊急の手術依頼を受けて、手術してきました。
15歳のシェルティーちゃんで、「おなかが急に張ってきて、吐こうとするが吐けずに
しんどそう」とのことで来院され、診断は胃捻転でした。
 おなかはパンパンに張って、立てない状態でした。
 すぐに手術に入り、脾臓の摘出と胃捻転の整復をしました。
 幸い胃の腫瘍等は見つからなかったので改善してくれるもの
 と祈っています。
 胃捻転の死亡率は7割ぐらいと文献的に書かれていますが、
 経験的には5割ぐらいのように思います。
 とにかく、早く手術をすることが最善だと思います。
 
 胃捻転症候群は、一般的に大型犬に多く、以前は、グレートデン、セントバーナード、
 レトリバーが多かったですが、中型犬の雑種、M.ダックスでも手術しましたので、
 いろんな犬種でも出るようです。
 食後にすぐ運動すると発症しやすいので、散歩後の食事の方が予防できると思います。
 症状は、吐きたいけど吐けない、急激な元気、食欲の低下、おなかがはってきた等です。
 予防できるものは、予防してあげて、症状があれば近隣の動物病院か夜間であれば
 夜間の病院にご連絡ください。
アウル動物病院
前田
 

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