お知らせ
10.302011
国際セミナー
国際セミナー参加
今日セミナーに参加しました。
「犬・猫の変形性関節症」についてでした。
アメリカから外科の専門医の先生が来られて、同時通訳でのセミナーでした。
内容を簡潔に記します。
1)犬の関節疾患は、認知されているが猫にも多く認められる
2)関節痛のシグナルをいかに見つけるか
3)治療について
・症状(痛み)があっても、レントゲンで異常が認められるのは3割から5割のみ
・レントゲンのみの異常で痛みが出ていない患者さんも多くいる
・猫の9割にレントゲン上関節の異常が年齢が上がるごとに認められる
・治療は、鎮痛剤、グリコサミン、コンドロイチン等のサプリメント、ダイエット、生活環境の改善等
でした。
猫ちゃんで多く、関節疾患がみられることや
サプリメントの有効性、作用がわかり勉強になりました。
おうちのネコちゃんで、高いところに行かない、遊ばない、いつもしていたことをしない
等あれば、痛みのシグナルかもしれません。
少し気を付けてみてあげてください。
今日は、診療後に心斎橋まで電車で参加してきましたが、雨でしかも帰りは足がなくて
北野田駅からどしゃ降りの中歩いて病院に帰ってきましたのでちょっと大変でした・・。
診療がありますので、多くはセミナーに参加できませんが、
少しでも新しい知見を得て、患者様にいい治療として活かしていけるよう努力していきます。
アウル動物病院
前田